2歳11ヶ月の息子に読んでやりました。たまごばかりの本です!それも割れていない、殻のタマゴばかり!こんなに世の中にはいろいろな形や色や大きさのタマゴがあるんだ、とまるで図鑑のようです。息子はその色や形にびっくり!見慣れたタマゴだけじゃないと思ってくれたのでは?
見開き一杯に書かれたタマゴ。尺は大きく書かれているものもありますが、みているだけでとてもカラフルだし、模様も様々だし。鳥の卵が殆どですが、魚や虫の卵もそのユニークさでは負けていません。そして温め方、隠し方、模様、肌触り(残念ながらイメージするだけですが)、形と色々なものがあるんだなーと知らされます。改めて考えるとこんなに様々なタマゴがあるんだとは思いませんでした。最後には雛が生まれるシーンも・・・。でも、それ以外はタマゴが割れることはなく、ひたすら割れていないタマゴばかり。
息子は白い鶏の卵しかしらなかったみたいなので、その壁が取っ払われたみたいです。たまごというものがなんなのか?それがきっと彼の疑問として残っていると思います。こんなにタマゴばかり扱う本は見たことがありません。なかにはクイズのように、擬態で隠れたタマゴを探すページもあり、その模様の意味を知ったようです。写真ではなく、すべて手書きというのも温かみを感じるいい本ですね。
たまごのことはもちろんですが、自然のことを教えてあげたいと思う方にはぜひどうぞ。