影...どんなものにもついている影。
当たり前のようにあるから、それを意識してみることもないけれど、子供が小さい頃、壁に映った自分の影を踏もうとはしゃいでいたことを思い出します。
子供にとっては、影も1つの大発見。
日の高さによって、長〜い影になることもあれば、短い影にも。
そして、影に入れば、自分の影はなくなる。曇り空でも一緒。
そんな影を、よくよく観察してみれば、たしかにおもしろいかも。
飛んでいる鳥にも影があるし、大きなビルには大きな影が...そして高いところにあがって下を見れば、町を通り過ぎる雲の下にも影。
子供の視線で見てる、影のいろいろが、とても楽しいです。
影と言っても、暗すぎず、とっても明るい武田美穂さんの絵が、またいいかも。