むかしに見た事のあるような、田舎のおばあちゃんちのようななんとも長閑な表紙絵にとても惹かれてこの雰囲気を娘に味わってほしいと思い私が選びました。
発行所が農山漁村文化協会と言うだけの事はあって、食育としてとても勉強になる良いお話でした。
おしょうさんが心をこめてつくった干し大根と干しいもが天日に干されながらお話をしています。
だいこんが、いもがいろいろな美味しい食べ物になること、美味しい食べ物になるには手間隙が掛かっている事など現代っ子が知らないような事を楽しく教えられます。
文章は方言で書かれていて、とても雰囲気があり面白さが増しています。風景などはとても美しいですが、だいこんやいもの表情は噴出しそうなくらい面白いですしそのギャップにやられました☆
温かい絵本です。