いつもながら、シンプルだけど考える余白の多い、おさるの日常が描かれています。
おにいちゃんのおさるは、木登りが出来ない妹のために
いろんなきっかけを考えてあげます。
そして、自分が初めて登った木を探してあげようと頑張ります。
とっても優しくてかわいいお兄ちゃんです♪
でも、見つけられず、今度は、妹が初めて登った木を覚えるぞ!と
意気込むけど、やはり見失ってしまう・・・
自分も環境も変わってゆく・・・
何も変わらないようでいて、何もかもが変わっている・・・
ゆったりとした流れの中で、生かされている、ということを教えてくれる素敵な本でした。