絵本を開くとページは上下で違う絵が描かれています。
上が仕事で長い船旅にでている今のおとうさんの様子、
下は家とそこで待つ娘ソフィーたちの様子。
お話はソフィーからおとうさんへの手紙で進みます。
季節がめぐり、1年が経つころ、お父さんの帰宅。
最後は上下の線がなくなり、一つの絵になって
家族は再会します。
わが家もパパは仕事で不在のことが多く、
できるだけできるだけパパの今の様子を
(それをちゃんと理解できないまでも)はなして聞かすようにしています。
パパには出来る限りの今日の報告を。
そうして心のつながりを感じてもらえたら、と思うのです。
最後に上下の線がなくなって一つの絵になったことを
とっても感動的にとったのはそういった個人的な事情もありますが
心をこめてつづられる手紙にはやはり涙がでます。