自分で読む前に、子どもたちに読み聞かせをしました。すると、あまりに絵がすてきなのに、私は文字を読むばかりだったので、なんだか、楽しみが半分少ないような気がしてしまいました(子どもは大満足だったと思うけど)。
たいようオルガンのもと、自分がゾウバスにのって本の世界を旅しているような気分になれます。バスからみえる景色は、日常でみられることがらが多いのですが、何気なく見落としていることがいっぱいあるなあと、気づかされました。本に描かれているすべては、生きているからこそ見えるものなんですね。一日を生きることに幸せを感じずにはいられなくなる、そんな本です。