この仕掛けは言葉ではとても言い表せません・・・
手に取って実物を見てもらうしかありません。
最近はテレビや展覧会などがあり、目にする機会が多いかもしれませんが、やはり実物の迫力に勝る物はありません。
ページからはみ出す程大きく立ち上がる木や、ページから溢れんばかりの中を舞うトランプ、巨大化したアリスがはみ出る家やお茶会テーブルなどは完全に立体化。
その仕掛けには驚くばかりです。
大型の仕掛けだけではなく、それぞれのページには、詳細な文章が書かれたちいさなページがついているのですが、その中にも細かな仕掛けがこれでもかと施されていて、隅から隅まで楽しめます。
息子が一番好きな仕掛けは、アリスがうさぎの穴に落ちるシーン。
穴を上から覗くと、下のほうに小さくアリスが見えます。
洋書版の場合、物語はもちろん全て英語です。話も長くて結構難しいので、英語が得意の方でないと訳は難しいかもしれません。
(私は苦手なので、ほとんど意味がわかりませんでした・・・)
ネットなどで検索すれば、原書の訳などがのっているサイトもありますし、訳した本もあります。
でもこの本は、仕掛けを楽しむだけでも十分その価値があると思いますし、そこからストーリーを想像するのもまた楽しい。
私が息子と一緒に見る時は、記憶の片隅に残っているアリスの話を思い出しながら、適当に話しつつ仕掛けを楽しんでいます♪