どの文房具にも楽しい名前がついています。
子どもは、この作品を読んで以来、
家の文房具をこの名前で呼んでいます。
作者のもう一つの作品『えんぴつのおすもう』にも
多くの文房具のネーミングがとっても面白くて、
わたしも”チョッキンふじんはどこ?”などと聞いたりしてます。
ストーリーは『くれよんのくろくん』を彷彿させるものですが、
絵の感じは自分の子どものころの机の上を思い出させてくれ、
切り絵の面白さを教えてくれるすてきな本でした。
しばらくは、子どものスケッチブックは切絵だらけになりました。
おかげで、はさみの使い方もマスターしたくらいでした。