私よりも、娘のほうがこの本について知っていました。
木のかき方をガイドしてくれる本なのですが、木というものをじっくり見よう!という気にさせてくれる本でした。
木の枝ぶりから、形、皮まで、事細かに説明してありますが、えがくときのポイントはずばり、規則さえ守れば、あとは自由にえがいていいということでした。
絵をかくことに、苦手意識をもたないよう、自由にリラックスしてえがくことを教えてくれるブルーノさんに、大地を包み込むような木の優しさを感じました。
絵をかくことに限らず、自由な発想は、ものをつくることにおいて不可欠だと思います。それを、この本を通して考えることができてよかったと思います。