5年生に読み聞かせをしました。
日本の子どもたちにとって、戦争はあまりに非現実すぎるし、想像すらできないことでしょう。
日本でも、もちろん戦争を語り継いでくださっている方たちがたくさんいます。
辛い思い出(という甘いものではない)を思い出したくないでしょうが、身を削るように語ってくださるのは、
子どもたちの平和な未来を想ってのことです。
この絵本の少女も5年生です。
オシム監督の出身地ボスニアが舞台です。
戦争で家を壊され、地雷が埋めら、普通の生活から一変、貧乏のどん底に叩き落されます。
墓地が足りず、サッカー場が墓地になっています。
このページが子どもたちの反応が大きかったです。
共同農場で出会った色々な人たち。
かつては敵だった国の人もいます。
でも、ここではみんなが仲良く助け合っています。
写真がとてもきれいで、戦争がテーマですが重過ぎずいいです。
あとがきもぜひ読んでもらいたいです。
大人が読んであげると良いと思います。