ちょっと不思議で、がちゃがちゃとした雰囲気に
田島さんの絵がとてもよく似合っていると思います。
白いきのこがどってこどってこと楽隊をやっている
様子や、どんぐりたちが口々に叫んでいる様子など
本当に、もしかしたら自分も裁判に呼ばれて目にする
ことができるのじゃないか?という気持ちになるのです。
娘に読むにはちょっと長いなあと思ったので(章ごとに
わかれていないので途中でくぎるわけにもいきませんし)
今回は私だけで読みました。
もう少し大きくなったら一緒に読んで、田島さんの絵の
勢いや、宮沢賢治の言葉のセンスに刺激を受けてほしい
なあ。
もちろん物語のおもしろさも感じてくれたらいいな。