リンドグレーンの絵本はいくつか読んできました。
そして、たいていの絵本が彼女自身が絵を描かれていました。
この絵本もリンドグレーンが描いています。人間はいつも通りのどちらかというと、写実的な印象のイラストですが、この絵本に登場する「ドラゴン」のかわいいこと!!
タイトルにもあるように、印象的な大きな赤い目をくりくりさせたドラゴンの子どもが、主人公のきょうだい(姉と弟)に可愛がられて大きくなり、旅立っていく話なのです。
(こんなことを言ってはいけませんが)ストーリーはともかく、
ドラゴンの仕草や目線がすごくキュートなんです!!
この絵本を読む時は、このドラゴンをよく見てほしいですね〜。
小さな子どもたちがよく拾ってくる、犬や猫とはまた違ったかわいらしさがあります。
「ドラゴンを育てる」って、だけでも意表を突かれていて面白いですし。
特に動物好きのお子さんにお薦めです。