岩波の子どもの本。
90年以上前のソビエト時代の作品なんですね。
文章が詩のようにリズミカルで心地よく、声に出して読んでみるのも楽しいです。
むかーしは、アイスクリームは今ほど簡単には食べられなくて、お誕生日にはたっぷり好きなだけ食べられる、子どもにとっても、夢のような食べ物だったのかなと想像して読みました。
ふとっちょさんが食べまくるうちに、変わっていく姿が面白いです。
ふとっちょのまわりを荒れ狂う吹雪。そして‥。
扉のふとっちょさんの絵が気に入りました。
かんなのおはなしも文章かリズミカルです。
子どもの頃に聞いたことがある、何だかわからないけれども、聞いていると心地よい。大人になってもう一度読んでみると、懐かしく、ああこういう話だったのか‥とわかるのかな。