上野動物園のぞうたちの話。戦争で、アメリカに爆弾を落とされて逃げたら国民が迷惑するからと、爆弾を落とされる前にゾウを餓死させていく物語。まずは暴れ者のジョン。次はトンキーとワンリー。でもトンキーとワンリーの場合は暴れ者と違って(ここは差別的でかわいそうだけど)動物園の人も殺したくないので少しだけえさをあげてしまう。でも結局は死んでいきます。
戦争のおろかさ、悲惨さ、を伝えていて、そして絵本では文章では出ていませんが人間のエゴを読み取れる作品です。
4歳の娘は悲しい顔で聞いていて、喜ばしいものではないですが、私も子供心に読んで悲惨だと思った経験があります。勉強するのには良いでしょう。