この絵本は祖父母が息子に選んでくれたのですが、私自身、子供の頃に読んで、とても印象に残っていたので、いつか息子たちに読んであげたいと思っていたものでした。
戦争で爆弾が落とされ、上野動物園の3頭のぞうが町へ暴れ出したら困るので、餓死させてしまうというお話(実話)です。
食べ物が欲しくて芸当を始める場面はとても辛く悲しくて、最後に死んでしまう場面では、読んでいる途中で思わず声が震えてしまうほどでした。
そんな私の様子を感じて、息子たちも最後まで静かに聞いていました。
戦争の悲惨さを知り、平和の大切さを学ぶのに、とてもいい絵本だと思います。
これからもずっと読み継がれていって欲しい絵本です。