壁塗り職人のアンジェロ。
大好きな仕事に打ち込んで生きてきた為に
孤独な人生であったようですが
最後の最後で 連れ合いとでもいうのでしょうか…
そんな存在 ハトのシルビアと出会います。
アンジェロは やりかけの仕事を仕上げ
そして シルビアの為に
自分の出来る精一杯の施しを遺して旅立ちました。
最期の時を
きっと満ち足りた気持ちで迎えたにちがいありません。
彫刻に新しい命を吹き込み
シルビアの命を未来へとつないだアンジェロ。
彼は死んでしまいましたが
アンジェロか゜つないだ命は
これからもずっと続いていくんだろうなぁ。
そんなふうに思えてきて
温かい気持ちで読み終えました。