「ハンダのびっくりプレゼント」に続く第2弾。
アフリカのケニアに住むルオ族の子供をモデルにしていると記載があるだけに、登場する異国情緒の趣は健在です。
今回のお話は、ハンダが、隣村のアケヨと行方不明のめんどりを探すというものです。
探す過程で、珍しい動物・昆虫に出会いますが、それが1〜10の数を表しています。
アフリカを感じさせるリアル溢れる絵は、見る者を魅了すること受け合いでしょう。
その鮮やかな彩色は、まさにアフリカを表現するのに相応しいもの。
最後のエンディングも納得のストーリーなのですが、前作がもう少しひねりがあってウィットにも富んでいた作品だったので、比較してしまうと前作には及ばないかと思いました。
続けて読むことをオススメします。