本屋さんで評判が高いと聞き、手に取りました。
もともとは保育園や幼稚園でしか読めなかった本らしいですが、父兄の熱い要望で一般書籍化されたとか。
子ども達は「教室にあるよ!」と言っていました。
管理人のもぐらさんからの視線で、住人達とのエピソードが語られるのですが、へびの登場でクライマックスを迎えます。産まれたばかりの鳥の卵を狙っているからです。その危機にも、管理人のもぐらさんは言うに及ばず、住人みんなで力を合わせてへびを退けます。こんな結束の強いだんちに住めたら心強いですね。今は地域とのつながりの薄い時代ですから、子ども達にもこういう「他人を思う心」を持って欲しいな、と思います。