写真絵本です。
表紙のあさりのように毎ページ見開きいっぱいに
うずらの卵、しょうが、さくらんぼ、そらまめ
・・・などの写真が載せられています。
同じ種類のものでも色が違ったり、大きさが違ったり、
模様が違ったり。
一つとして全く同じ姿形をしたものはないということが
写真で一目瞭然なんですよ。とっても判りやすいです。
娘にもたくさんのアサリを前に「見て見て!ぜーんぶ同じ“アサリ”っていう貝なんだけど
どれも色が違ったり大きさが違ったりしてるよ」
というと娘は目を皿のようにして写真を眺めます。
そして「これとこれがちょっと似てる」とか「これはずいぶん大きいなあ」とか
楽しそうに様々なコメントが出てきます。
金子みすヾではないけれど 人間に当てはめれば
“みんなちがって みんないい”みたいな印象へと導ける絵本かなあと思います。