生まれつき王冠の形をしたアザがある赤ん坊は、お姫様と結婚する運命だと占い師に言われたばかりに、王様のひどい仕打ちにあいます。
この赤ん坊の王冠にはやはり意味があったんでしょうね。
王様のどんな仕打ちにも、驚くような強運で乗り切ったり、素直で優しい性格で周りに助けられたりします。
内容もはじめから予想のできる展開ですが、やっぱり王様にはいちいち腹が立つし、好転にはうれしい気持ちでいっぱいになります。
最後はめでたしめでたしで終わるわけですが、細かいところが気になる自分にはちょっとひっかかることも。
この主人公の本当の両親のこと、王様がいなくなった後のおきさきさまとおひめさまのこと。
お互い家族がいなくなって心配していると思うのですが・・・
悪いことをした王様でも、おきさきさまやお姫様にとっては大切な家族のはずなのに、幸せそうにしているお姫様に違和感がありました。・・・・考えすぎですかね。