転勤族の我が家。親子共々共感を持って読みました。
家は『箱』であるとは言うけれど,大切な家族と共に時間を過ごすために,快適で安心できるところがいいですよね。この絵本では,新しい住処を見つけて,家族全員が協力して水道を引いたり部屋を作ったりと,『我が家』が出来上がっていく過程が描かれています。みんなで住む家,みんなで作ると愛着もひとしおですね。家って家族によって作られるものだと改めて思いました。
引越しする道中で天敵のいたちが出てきて,ドキドキ感を味わったこともあり,14匹のおうちが出来たときには読んでいる私たちも安心しました!みんなで囲むお夕飯が,温かい雰囲気でいいですね。家族の幸せな生活の象徴となっている気がします。
我が家も,14匹のおうちのように,あたたかで心地よい場所でありたいとの思いを新たにしました。