詩と絵とが、すばらしくマッチした絵本で、子どもが小さい時に、この本をいつ読み聞かせてあげれるだろうと、楽しみに待っていた絵本です。
冬の夜にお父さんと女の子が、みみずく探しに出かけます。その時の、女の子の気持ちを丁寧に丁寧に描いている文章。夜の森の静けさと怖さや、月の光に輝く雪など、情景の描写が美しくて、女の子の緊張と期待、そしてみみずくに出会えた興奮などが読みてにひしひしと伝わってきます。
私は自信を持ってお薦めしたいのですが、息子は「こういう本はちょっと苦手」とあっさり言われてしまいました。(泣)しかし、彼がまた手にする時には違った感想が出てくることを期待しています。