もとはと言えば、ごんのいたずらが過ぎての結末だから仕方のないことだと、自分を納得させるように読みました
あまりにも切ないですよね・・・・
悪いことしたと、反省し、罪を償うかのように、せっせとクリを運ぶごんの姿が、健気です
ごんが自分の胸中は「おれと同じ一人ぼっちの兵十か」
の1行に、凝縮されている気がします
さびしくていたずらしていたんだな・・・・
そんなこと人間にわかるわけないし・・・・
黒井さんの幻想的な絵で、ごんの後ろ姿や、シルエットから、さびしい心情が伝わってきます
兵十もまた苦しんだでしょうね・・・