由来物ということで、前から読んでみたかった本です。
三話収録されていますが、最後の「うみのみずはなぜからい」は、子どもの頃に読んだことがありました。
子ども心に、石うすがぐるぐると海の中で回っているというのが、とても印象的だったからです。
絵が簡略化された中にも味わいがありました。
息子は「おししのくびはなぜながい」が印象的だったようです。首が落ちてしまうところ、ししまいのししのことを思い浮かべていたようでした。
読むと、ししまいのししを見る気持ちが変わりそうです。
タイトルにもなっている「おそばのくきはなぜあかい」は、内容は全然違いますが「すみとわらとまめ」を思い出しました。
どれもなるほどなあと思いました。