テキストは少ないですが、細かいところまでじっくり描いてくれているので、1ページ1ページめくるのがとても楽しかったです。
配色も目にやさしく、全体的に柔らかい絵柄ですが、はっきり描かれているので、とても見やすかったです。
一つ一つその部屋にあるものを探す楽しさもあり、小さなお子さんにはたまらない魅力となりそうです。
よく見ると、くまくんが各部屋のお友達に貸したものだけは、「赤い色」で描かれているんですよね。
そういうところへの気づきも、年齢によって出てくるのじゃないかと思います。
最後に大切なママを置き忘れてしまったパパ、もう少しあわてて帰りましょうね。
いつものことなのか、ママも全然怒っていないし、慌ててもいないところが太っ腹!という感じで、明るい素敵なラストシーンでした。