1985年に月刊「こどものとも年中向き」に掲載されたのが最初の作品。
登場するのは、何の変哲もないナイフのみ。
それが、まがる、ねじれる、おれる、われる、とける、きれる、ほどける、ちぎれる、ちらばると、あり得ない形状に変化します。
その後は、のびて、ちぢんで、ふくらんでと、一連の動きを展開して終わるのですが、とにかく、そのナイフの造形が綺麗です。
この造形美があるからこそ、この変化が活きるものとなっています。
2歳位〜のお子さんが対象となりますが、言葉の意味を知るのに、とても良いきっかけになるに違いありません。
対象は年少ですが、大人でもこの変化の楽しさは、たまらないはずだと思います。