正直言って、大学生にも真似できないほどの精度の高い研究発表です。
「桃太郎は盗人なのか」という素朴な疑問から、仮説を立てた上で、200冊もの文献に当たり、自分なりの結論をまとめていく姿勢は、インターネットのコピペで自分の意見も持たずにレポートを作り上げてしまう学生には見習ってほしいどころです。
図書館の利用、レファレンス、原文に当たる、現地に行ってみる、何をとっても完璧過ぎるほど完璧です。
桃太郎、鬼に関する参考文献には、自分にも参考となる解説まで付されていて、心憎いばかりです。
中学生以上に読んで欲しい、小学生の著作です。