「がたごと がたごと」の「おばけ」版といったところでしょうか?
乗り物大好きの息子が、「おばけでんしゃ」のこの言葉だけで、飛びついた絵本です。
字はほとんどありません。
駅を出発し、がたたん、がたたんと揺られて、次の駅に到着。
ただ、ひととおり読んだだけだと、ふ〜んって感じなんだけど...
「あ、お母さん、この人ってさっきの駅にいたおばけじゃない?」
「わぁ、これって気持ち悪いねぇ。」
「このおばけ、またここにいるじゃん。」
1人1人のおばけに注目して、細部を見ていくと、とっても楽しめます。
最後の「にんげん」駅では、おばけたちは、人に化けて、駅におりたっていくんだけど、どのおばけが、どの人間に化けたのか、娘と息子は前のページをめくり、また戻り。
よく見ると、ほんと、「おばけ」って言ってもいろんなおばけがいるもんですね。