海の中にお風呂が沸いています。これだけでもおもしろい発想だな〜なんて思いながら読みました。そしていろんな魚達がそのお風呂に飛び込んで来ては気持ちよさそうな顔をして和みます。その表情は気持ちよさがとても伝わってくるようです。それに海から出てる湯気がお風呂に入りたくなるような気持ちを揺さぶります。耳に残る掛け声とも言える、繰り返し出てくる文章。「ざぶ〜ん、ざぼ〜ん、おふろ〜おふろ、おふろはいらんかね〜」これは子供達がとても喜んで聞く部分です。私も自分で作ったリズムにのって気持ちよく唱えるので、余計に子供達も盛り上がります。私の口調の真似をしながら一緒に読みます。あとは3匹が湯のかけあっこしてるページは「ばちゃばちゃ、ちゃぼちゃぼ、あはははは・・・」なんて無邪気に遊ぶ声は私がなりきって読むと「あははは・・・」のところは子供達にも笑いがうつっちゃうみたい。表紙はとても沢山の海の生き物が描かれてますが、絵本の中には4匹しか出てこなかったのが・・・ちょっと子供達的には残念だったみたい。