チリとチリリシリーズは、絵も内容もとっても幻想的で、世の中にはきっとこんな空間があるんだろうな、って思わせてくれるところが大好きです。
この絵本はチリとチリリがはらっぱであそぶお話です。
チリとチリリは目的地に向かって走るわけではなく、ただなんとなく気のおもむくままに走ります。みつばちのあとを追いかけて、みつばちのおうちをのぞいたり、とかげをおいかけて、とかげのおうちにおじゃましたり・・・。
とかげさんがおうちでカラフルなキャンディーを作るなんて・・・とかげも生きているんだもの、生活があるわよね、って思いました。でもやっぱり仲良くなれそうにありませんが。
とにかく心がなごむ絵本です。