パパに頭の上にのっけられたぼうしをいつもかぶっているパパボーシ。ちいさなティモシーとサラに優しくお兄さんのよう。頼りになるそんなお兄さんも、本当はさびしいのかな。彼を支えているのは、心に残るパパの言葉。「たのんだぞ」なんか、格好いいな。おおきな魚を抱えて、早く帰ってくるといいね。・・・絵がとても優しくて、加えておはなしも、優しく、心にしんみり、なんだかじーんときます。文章が少し長いので、小さなお子様にはいっぺんに読みこなせないかもしれないけれど、絵がかわいらしく優しいので、見ているだけでも気持ちいいかも。低学年の女の子にはきっと、大ヒットかな。