大親分のドン・ウッサは、イケウサ俳優のアル・ウサギーノを見て、やせたいと願いました。
すると、子分のうさぎたちはルームランナーを作ったりライオンさんに頼んだりして、大親分の願いを叶えようとします。
その姿が、とてもけなげでかわいいですね。
そしてなにより、子分たちによって大変な目に合わされているのに、
「うん わし がんばる」
と頑張り続けるドン・ウッサが、とてもとてもけなげです。
こんな親分だから、子分たちは奮闘するのかもしれませんね。
そして、最後のほっこりした展開に、心が癒されます。
これまでドン・ウッサシリーズを読んできましたが、今までの絵本の中で一番素敵な絵本かもしれません。