みんなと違っていて、何をしてもうまくいかず友達にからかわれてしまううさぎさん。友達にからかわれるからと、明日がくるのがいやでたまりません。
どうしたら明日にならないかと考え、一生懸命寝ずに過ごそうとするうさぎに心がうたれます。
そして、そうやって悲しい言葉をこぼす我が子の問いに、なんだもないよ。という風に、優しくふんわり答えをかえるママが素敵。
このうさぎが明日を嫌がらずに迎えることができるようになったのは、ママの優しさもさることながら、イヤだった自分の毛を、友達の一言をきっかけに好きになれたから。
学校へ行くのがイヤでたまらない自分の娘も、こんな風に自分に自信を持つことができれば何か変わるのかな。それを見付けてあげられる友人に恵まれ、見守る母でいたいな。と、感じました。