主人公のボルバは、シェルパです。
ヒマラヤの麓で生まれて、毎日ヒマラヤを見て育ちました。
彼の夢は、エベレストに登ること。
その夢を叶えるために、毎日重い荷物を運んで、体力をつけてきました。
そんなある日、テンジンおじさんに声をかけられて、彼はヒマラヤに登れることになりました。
ヒマラヤ山脈に登りエベレストの頂上に到達するという壮大な夢を叶えるため、訓練をしてきたボルバ。
彼の強い思いは届いて、夢を叶えることができました。
これから彼は、シェルパとして山に登る人々をサポートしていくのでしょう。
ところで、私がシェルパの存在を知ったのは15年ほど前で、あるテレビ番組がきっかけでした。
それまでは登山家だけが登っているのだと思い込んでいたので、とても驚いたのを覚えています。
登山家たちの縁の下の力持ち。
彼らの助けなしにエベレストの頂に立つのは、とても困難なことなのでしょう。
それらのことを、この絵本を通して知ることができました。
ありがとうございました。