題名といい、表紙の少年の表情といい、長男が2週間前に借りてきた時から気になっていたのですが、やっと昨日読みました。
赤の国と青の国が戦争しています。
長い間続いてるので、なぜ始まったのかも覚えてないし、お互い兵士の数もどんどん減り、それでも互いの王様は止めようとしません。(まるで、ブッシュとフセインのよう・・・)
ある日、赤の国の王子ジュールと、青の国の王子ファビアン(彼が表紙の少年でした。戦争なんか嫌いで早く終わればいいと思っていたのですが)一騎打ちすることになり・・・。
すごくタイムリーな絵本で、考えさせられます。
戦争をしたいのは、本当はトップだけで、他のみんなの望んでることは平和な暮らしだと、武力を使わずに戦争をやめさせてしまったファビアン。
そして、ファビアンの話を、泣き笑いしながら聞いて、後継者にした黄色の国のバジル王。
今、日本に求められてるのは、黄色の国の役目なんじゃないかと思います!
これ以上死者が増える前に、早く戦争を終わらせてほしいです。