数年前に図書ボラ仲間が教えてくれたおはなしで、絵本になったらいいねと話してました。
二宮さん特有のユーモアと村上さんの絵が、深いテーマのはなしを重すぎないようにしてくれます。
「めだたない ふつうの へいぼんな」ひとつめこぞうのいっちゃん。
クラスでひとりだけひとつめだから、からかわれることもあります。
でも、なかよしのののちゃんは、とっても頼もしいともだち。
いっちゃんは、ののちゃんを尊敬しています。
ののちゃんのような考え方もあるんだなあって、そんな風に考えたら落ち込むこともないなって、
読んだ子どもたちが思ってくれたらいいなと思います。
小学生以上向けの絵本だと思います。
ともだち関係で悩んでいる子どもたちに、ぜひ読んでもらいたいです。
もちろん、大人にもおすすめです。