「ぶす」っていうタイトルを見て、
「え?ぶすってちょっと不細工なことをいうあのぶすかしら。」
と、読むのを懸念してしまった。
でも、狂言えほんって書いたあったので、多分そのことではないなと安心して子供に読みました。
ちょっとけちな主人がぶすという危険なものを預けて二人の男に留守番を頼みます。
主人が去った後、このぶすが何であるか気になって仕方ない二人。確かめてみようとつぼをあけてしまいますが・・・。
これ以上は書かないほうが面白いと思いますが、私もこの二人の男のようにぶすが何か非常に気になりました。
普通読み聞かせする場合は、子供の反応を感じながら読むのですが、この本はそんなことをおかまいなしに自分が先を知りたくて最後まで子供のことを気にせず読んでしまいました。
文は少々言い回しが難しいせいか、次女は多分ついてこれませんでしたが、私は面白かったです。
内田麟太郎さんが文で長谷川義史さんが絵といううちではとても人気のある組み合わせの作者の本なので、オススメです。