子どもが絶対好きに違いないことをどんどんやってしまう破天荒なばばばあちゃん。
楽しいのだろうな、いいのだろうな、と思いつつも、絵の雰囲気が漫画チックで
好みじゃなさそうでもあるんだよなあとなかなか手に取らずにおりました。
しかし。ものはためし、と読んでみたれば・・やっぱり楽しい!
子どもみたいなことをいつでもやって遊んでいたい私のツボにはまってしまいました。
漫画チックでどうも・・と思っていた絵も、きちんと向き合ってみると、描写が細かいと
いうことがわかり、やっぱりツボです。やかんの色や形、山から雪が転がってくるところ
など、ああ、わかるわかるー。こういうのって実際に触れていないと描けないよねえと
うれしくなってしまいます。
2歳の娘は、私とはまた違った細かいところが気に入ったようで、雪だるまが空から降りて
くるところや、そりをひっぱりあげる時のみんなの汗を楽しそうに眺めています。
「はながつめたいよう」というセリフも大好きで、よく母娘で言い合っています。
ばばばあちゃんをたくさん読んで、ばばばあちゃんの遊び心やバイタリティを娘ともども身に
つけていきたいなあと思います。