2歳半の娘に読みました。
最初に読んだとき、二度目に読んだとき、何度読んでも、「みんな ちびちびが だいすきでした」の部分で聞いてくることがあります。
「みんなちびちびが好きなの?」「そうよ」「お父さんもお母さんも?」「そうよ」「じいじもばあばも?」「そうよ」
そして聞きます。
「わたしのことも好き?」
「うん、大好きよ。お母さんもお父さんも、じいじもばあばも」「だいすきなの?」「大好きなの。」
ここまで聞いて、笑顔に。
ちびちびに自分を投影し、成長しても愛されるちびちびに自分を重ね合わせて、安心する。無条件で愛されるという幸せ、安心感を伝えてくれる絵本だと思います。
また、母親として、我が子がそこにいるだけで、それだけで幸せであるということを再認識させてくれる本。
大きくなっても、自分は愛されているんだということを感じてほしいから、これからも繰り返し繰り返し読んでいきたいと思います。