巣から落ちたらしい小鳥を拾ってきた女の子は、おうちで大切に育てるのです。
だから、元気になったので森に帰そう、というママの提案が悲しいのです。
すると、小鳥が、自分の国の遊園地へ連れて行ってくれて・・・。
楽しい時間を過ごした女の子は、やがて、小鳥の気持ちにも気づくのですね。
楽しい時間の途中から、小鳥に変身していく女の子がちょっとホラーですが、
それだけに、小鳥の気持ちを体感させるストーリーになっています。
もちろん、最後のエンディングが清々しいです。
ファンタジーにとどまらない、芯のあるストーリーです。
この奥深さ、幼稚園児くらいから理解できると思います。