今6歳の孫娘が4歳の時、クリスマス本を集中的にそろえた時の一冊です。
私としては、この一冊という感じでしたが、孫娘のほうは、当時は、やはり年齢にあった絵本を喜んだように記憶しています。
しかし、今では、孫娘もこの絵本がお気に入りになってきたようです。
衣装に関心を寄せるこの頃、オーバーが出来上がっていく工程に興味が沸き、特に、にこんだコケモモで毛糸が赤くそまる場面にひきつけられています。(白い毛糸をどのようにしたら自分の好きな色にそめられるかが、孫娘の目下の課題です。)
衣装ひとつ入手するのも、お金と相談しながら数多くの商品の中から好みのものを選ぶという消費生活を過ごしている今日ですが、手作りの工程や物々交換の姿から、商品の生産や流通の原点を孫娘が感じ取ってくれたら・・、と思います。
むろん、この絵本ナビで多くの方によって紹介されているように、様々なテーマが流れているので、孫娘も読み返すたびに、おぼろだったものをしっかりと感じ取っていってくれるものと思います。