題名とかえるの絵と齋藤孝編に惹かれました。一度書店で見つけて買おうと思ったのですが、財布を忘れて買えず、次の週に行ったら書店が閉店して買えず、ずっと気になっていた本です。
息子に「めてえる びる もれとりり がいく」と読んだら「難しいね」という反応でした。ごびらっふというのはかえるで、かえる語の詩。「幸福というものはたわいもなくつていいものだ。」という日本語訳でがついています。
「声にだすことばえほん」シリーズなので、声に出してみると、初めての不思議な音。日本語訳は幸福を考えさせられる内容です。一冊で二度おいしいというのは、この絵本のことかもしれません。
齋藤孝の作品鑑賞もついているので、三度おいしいかも。有名な詩人の詩でも個人的に好きでなければ、目に触れる機会もないのでこうして絵本になったことで知らなかった世界に出会えるのはとても嬉しいことだと思いました。