実は最初、日曜の昼食に我が家でラーメンを食べた後、この本を取り出して読んだのです。
これは、見事に失敗しました。
なぜなら、息子はラーメンのことと、食後遊びに出かけることしか考えていなかったのです。(大失敗)
時を置いて、2度目のチャレンジ。
この絵本のことは覚えていました。
「お前が食事している時に、世界ではいろんなことが起きているんだぞ。」の解説はNG。
感じるに任せることにしました。
(この絵本を覚えていたのだから、よけいな話は不要でしょう)
それにしても、長谷川さんのこの発想はすごいと思います。
周りのみんなはいろんなことをしているんですね。
近所から隣の町へ。隣の町から隣の国へ。どんどん拡がっていくと世界のどこかで戦争がある。
説明のくりかえしから、「かぜが吹いている…」と急に言葉少なになって、風が自分の家にも吹いてきました。
私は、この風のところがとても好きです。
この風を息子にも感じてもらえたら、と感じました。