絵本なのですぐに読めると思いきや意外と長かったです。
虫の絵の感じが、どことなくたむらしげるさんに似ているなあと思いました。
虫の世界では擬態ということがありますが、このお話フンコロガシがいろいろな衣装で他の虫に変身してしまうというところが、ユニークだと思いました。
クワガタが虫の世界では憧れの虫という設定がおもしろかったです。
人間でいうとセレブと庶民みたいな感じにたとえられるでしょうか。
見た目で判断したり、本質を見極めないでいるのは、本物とは言えないなあと思いました。
フレッドのとった態度もなるほどと思えました。
虫がたくさん出てくるので、虫好きなお子さんにも喜んでいただけそうと思います。