子供の頃に読んで、迫力ある絵と内容が印象的でとても良く覚えています。
3歳の息子に毎月届く教材をとっていますが、ある時この絵本が届き少し納得がいきませんでした。
それは、絵がかわいすぎることと、残酷なシーンを変えてしまっていること。(小さなヤギと中くらいのヤギが自分より大きなヤギを食べるように言わなかったり、最後にトロルはバラバラにされるはずなのに「泣いてこうさん」で許されていたり)
それでは、話のニュアンスが全然違ってしまうと思い、この本を読んであげました。すると、あんなにかわいい絵のトロルでも「怖いからもう読まないで」と言っていた怖がりの息子が、最後までじ〜っと絵本を見て「すごいね〜」と言ったのです。
本当に残酷で子供に悪影響ならば、そんな絵本はとっくになくなってしまっているはず、こんなに長い間たくさんの子供たちに読まれている絵本なんだから勝手な大人の感性で内容は変えない方がいいなぁと思いました。
大人になった私の勝手な考えですが、小さなヤギや中くらいのヤギは、大きなヤギなら絶対にトロルに勝てると信じていたのでは?と思います。
あと、もう一度読んで良かったと思ったことは、長い年月の間に「三びきのやぎ(と)がらがらどん」だと思い込んでしまっていて、がらがらどんがトロルの名前だと勘違いしていたのですが、それに気づけたことです(*^_^*)