あひるとがちょうはライバル同士。
何かと張り合いますが、なかなか決着がつきません。
そこで「動いたら負け」勝負をすることになりました。
もう意地と意地とのぶつかり合い。
何があっても動きません。
ところが事態は思ってもみない方向へ。
さて、二羽の運命は?そして勝負の行方は?
ギリギリの攻防戦に、手に汗握りながら読みました。
良きライバルというものは、互いに負けたくない気持ちがありながら、やっぱり根底に流れるのは互いを大事に思う気持ちなのでしょうね。
最初は笑い、次第にドキドキ、最後はほっこりとする盛りだくさんの絵本でした。