ぱっと見は絵は地味だし、文章もそこそこ長いし、飽きっぽい息子に読むにはどうかなと心配していましたが、動いたら負けという単純なゲームがおもしろかったようで、最初から真剣に聞き入っていました。
途中、目をギラギラさせ、牙をむき出しにしたおおかみ(とてもリアルに描かれていて本当に怖いです)が出てきたページでは、怖いーと言って逃げていってしまいましたが、やはり続きが気になるようで、私の背中に隠れながら覗き見(苦笑)しながら聞いていました。途中も何度か怖がって隠れていましたが、最後はふたりの友情のおかげでハッピーエンドで、ホッとしていました。
あれだけ怖がっていたにもかかわらず、最後はハッピーエンドで安心して読めると分かったようで、何度も読んでーと言って持ってきます。それだけお話に魅力があるんでしょうね。今では背中に隠れることはなく、堂々と(?!)読んでいます。