親の私自身も飽和時代に生まれ育ち、戦争中の食糧難や貧しさ
は遠いものとして生きてきました。
そんな親が育てているのだから、現代の子供達の多くはこんなひもじさなんて想像もつかないと思います。
「一つだけちょうだい」とせがむことが当たり前の時代、切なく悲しいな〜と感じました。
そして、そんな幼い子供を置いて戦地へ向かう父親。
帰ってくるかもわからぬそんな夫を見送る母親。
なんて、胸が苦しくなるやるせない時代だったのでしょう。
今のありがたさをかみしめて、もらった命を大切に生きていかないとですね。
親子で読みたい絵本でもありました。