ロシアの文豪ゴーゴリーの『鼻』をもとに創作された絵本とのこと。難しいおはなしなのかな?と思って読み始めたのですが、一緒に読んだ6歳の息子も8歳の娘もとても楽しんでいました。
いつも威張ってばかりいる市長のコワフ。ある日鏡をのぞいてみると、自分の顔に鼻がありません。その鼻を探しに街に出たコワフは、鼻が町の人に親切にしたり、役に立ったりしている姿に出会い、自分の今までの態度を反省します。
題材は少し説教臭いですが、鼻が一人歩きする様子が面白いので、子どもたちもとても喜んで聞いてくれました。
大勢への読み聞かせでも使えそうです。