戦後70年という節目の2015年。
戦後60年の1995年に出版されたこの絵本を
あらためて読む機会に恵まれました。
第二次世界大戦や、太平洋戦争のことって
社会で習ったといってもそれはほんの一部にしかすぎず、
大人になって、何も知らない自分に愕然とします。
この絵本は原爆をテーマに、広島原爆投下を
きちんと歴史ととも『事実』として編集されています。
実際に被爆された那須さんの克明な記述と、
実際に広島に1年ほど住み込んで取材されたという画家の
西村さん。
戦争を知らない私たちができることは
子どもたちにこういう本をきちんとタイミングよく
手渡し、いっしょに学び考えることだと思います。
目を背けていてはいけない歴史です。
もう二度と戦争が起こらないように。
広島や長崎のようになる場所が出ないように。